2022年03月09日
癒される~(*^-^*)
図書館に本を返しに行ったら、特集コーナーに絵本が2冊ずつ
毛糸で束ねられ、2冊まとめて貸し出しというのをやっていた。
子供たちがコロナで在宅時間が長いだろうから、沢山絵本を読んでね!
という主旨らしい。赤いマフラーを巻いたハリネズミがあまりに可愛くて
中年のおばちゃんが食いついた(笑) 寒がりハリネズミに羊のお婆さんが
マフラーを編んでくれて、(もしや自分の毛?と、突っ込みたくなった

その大切なマフラーをお友達と遊んでる内に無くしてしまうお話し。
その後の展開が気になる人は借りてね

2021年07月26日
ねずみくんのチョッキ


今更だけど、ねずみくんのチョッキ、図書館で予約した。
わたし、子供がいないから読んでなかったの。
ストーリーは旦那さま、絵は奥さまの夫婦共同作業の賜物だと
先日のTVのドキュメンタリーで知った。
藤枝の歴史資料館で展示会やった時、見に行けば良かったなぁ。
2014年02月11日
アーサー・ラッカム挿絵版 不思議の国のアリス
最近調子が悪くてネタがまるでなかったので、去年書いてストックしておいた記事を載せました。
読み返すと、去年はまだそんなに体調が悪くなくテンションも低くないですね。
不思議の国のアリスを読んだのは子どもの頃、多分ディズニーの絵本でだと思う。
あのお話しは絵にすると大変面白いので、多くの絵本作家が描いてきたことだろう。
実は原作をきちんと読んだ事がなかったので、せっかくだから私の敬愛する
アーサー・ラッカムの挿絵版を購入して読んでみた。ラッカムの絵は原作の
面白さを更に上回るくらいの素晴らしさで、挿絵のページをまじまじと食い入るように
見つめてしまう。彼の残した仕事はダ・ヴィンチやピカソなど名だたる画家に負けない
くらいの技量と迫力があるように思う。デッサンの正確さ、デフォルメの大胆さ、黒い
ペンで緻密でダイナミックに描かれた絵に、繊細に色づけされた挿絵はほとんど奇跡のようだ。
一本の草、一枚の葉の細部までがなんと生き生きと描かれていることか・・・!!
見ていると描かれた動物や人物が動き出して、今にも本から飛び出してくるようだ。
この素晴らしい挿絵付きの本は新書館からハードカヴァーで出ています。




今日の音楽はネットで見つけた宗教音楽。一曲目の男性ヴォーカルがなんとも色っぽいです。
これからは体調が良くなるまで、無理せず気が向いたときだけ更新することにします。
やはり身体と心は一体なので、身体の状態が上向くまでじっと待つことにします。
2013年07月10日
黒い王様

今日は私の一番好きな画家、パウル・クレーの 『 黒い王様 』 の絵を載せました。
王様なのに何だか悲しげなこの絵に、詩人の谷川俊太郎が詩をつけました。
おなかをすかせたこどもは
おなかがすいているのでかなしかった
おなかがいっぱいのおうさまは
おなかがいっぱいなのでかなしかった
こどもはかぜのおとをきいた
おうさまはおんがくをきいた
ふたりともめになみだをうかべて
おなじひとつのほしのうえで
講談社から出ているクレーの絵に谷川俊太郎が詩をつけた小さな絵本
『 クレーの絵本/谷川俊太郎 』 はとても素敵な本です。
クレーの絵が谷川さんの詩によってますます引き立てられています。
私はもともとそんなに詩というものに親しんでいたわけではないのですが
このクレーの絵に谷川さんが詩をつけたシリーズは2冊持っていて
部屋の片隅に鎮座しています。多分ここ2~3年以内にクレーの展覧会が
大都市で開催されると思うので、今からとても楽しみです(^_^)
2012年09月20日
絵本 おおきな木
今日は素敵な絵本を紹介します。アメリカのシェル・シルヴァスタイン( 1932年 – 1999年)という
作家のロングセラー絵本 《 おおきな木 》 私の部屋の片隅に鎮座しています。
彼は一風変わった経歴の持ち主で、以下はウィキペディアより引用しました。
シカゴ生まれ。幼年期はミッドウェストで育つ。「野球選手になって女の子にもてたいと思って
いたが、野球もダンスも苦手でそれゆえに絵、音楽、本の世界に入った」と自ら述べた。
朝鮮戦争の退役軍人でもある。40歳代になっても日常スタイルはひげ面にブルージーンズ、大きな
カウボーイハットで肉付きの良い身体であった。詩人、音楽家、漫画家、児童文学作家と多彩な顔を
持つ。自由な性格であり一箇所に留まらない放浪の生活だった。行きたい所へ行きやりたいことをやり
自分の目で確かめて何にでも挑戦していた。「自分のやり方で」というのがモットー。
ストーリーはちいさな男の子が大好きなリンゴの木があって、男の子はいつもその木と仲良く
遊んでいたのですが、成長とともにその子は木の事を忘れ、何か困った事があると木を頼って
来るのですが、おおきな木はその子にひたすら見返りを求めず与え続けます…。
とってもシンプルなストーリーと白いページに一本のペンだけで描かれた絵本ですが
色がないのに色を感じさせるような豊かな内容です。子どもはもちろんの事、昔子どもだった
大人のための絵本でもあります。この素敵な絵本を描いたシェル・シルヴァスタインの風貌が
強烈で笑えます。
ねっ♪ すごいでしょ?
2012年05月13日
『 BROOCH 』 ブローチ

今日は以前親友にプレゼントされた絵本を紹介します。数年前の私の誕生日に彼女が送ってくれた
その絵本のタイトルは 『 BROOCH 』 と言います。沢山のお花や虫たちが描かれたうつくしい
表紙をめくると、薄いトレーシングペーパーのような紙に描かれた絵とひと言添えられた文が
現れました。紙はとても薄いので、後ろに重なったページの絵がうっすら透けて見えます。
言葉を噛みしめながらページを一枚ずつめくっていくうちに、自然と涙が溢れてきました。
結局涙は途中で止まることなく、泣きながら最後のページを読み終えました。
ちょうど色いろとあった時期だったので、やけに言葉が身に沁みました。絵も本当に素晴らしく
独特の世界観のあるものでした。絵と文が違う人によって書かれたうつくしい大人の為のこの絵本は
リトルモアから出版されています。大切なあの人にお勧めな一冊です。
以下は文章の一部を抜粋したものです。
だいじなもの
それはけっして重たくないのに
おごそかな存在感に溢れていて
ひかりをたっぷり浴びた日には
ここぞとばかり艶やかなぬくもりをたたえ
どこにでもあるようで
どこにもないもの
それはけっして重たくないのに
おごそかな存在感に溢れていて
ひかりをたっぷり浴びた日には
ここぞとばかり艶やかなぬくもりをたたえ
どこにでもあるようで
どこにもないもの
一番上の絵はずいぶん昔に描いたエッチングで、タイトルは 《 天使の羽ばたき 》 です。