2012年07月30日
風が服をまとう

ここのところの熱中夜で扇風機をかけながら床につく。
すると部屋にかけてある木綿のワンピースが風を孕んで膨らんだ。
扇風機のリズムに合わせて膨らんだり萎んだりする様を面白いなぁ…と眺める。
私の代わりに風が服をまとった。
今日の曲 『 オンブラ・マイ・フ 』 は 『 ラルゴ 』 とも呼ばれ、ヘンデル作曲のオペラ
『 セルセ 』 中のアリアです。ペルシャ王セルセによって歌われる木陰への愛を歌ったものです。
夏の夜に聴くと、ひと時涼しさが得られるかもしれません。
上の絵はエッチングとアクアチントという技法を使った銅版画でタイトルは 『 happy family 』
2012年07月28日
2012年07月26日
カラスウリの花
今年もカラスウリが花を咲かせました。花は夕方陽が落ちる頃そろそろと開き始めます。
昼間の照りつける太陽から開放されて、やっと涼しくなる頃咲くのです。
白い花弁の先が細かく分かれていて、もじゃもじゃと細い糸のようになっている様が
薄暗い闇の中でとても綺麗です。花はもじゃもじゃを入れても直系3~4cmほどの小さなものです。
ツル系の植物で他の植物に絡まったりしているので、散歩するとき人んちの生垣などを目を凝らして
見ていると出会えるかも知れません。夏の夜にひっそりと咲くこの繊細な姿が大好きです。
今日の音楽はアイスランドの歌姫ビョーク ― Bjork の 『 Unravel 』 です。
うつくしい蜘蛛女みたい。ビョークを聴かなくなって久しいけど、彼女ってすごいな。
2012年07月24日
やっちゃった!

先日の朝、職場のロッカールームで制服に着替えようとロッカーを開けたら…制服のスカートがない!
制服フェチのこそ泥の仕業?!よおく考えたら数日前のシフトのとき、スカートを家まではいて
帰った事を思い出しました。その日はロングスカートで来ていて、帰りに制服の上からスカートを
はいたら、脱ぐのを忘れて家まで帰っちゃったのでした(^_^;) 家に帰ってロングスカートを脱いだら
またスカートが出てきたので、それはそれは驚きました。実はこれで2回目(^_^;)
結構おっちょこちょいなんです、わたし…。
仕事の時間まで少ししかなかったので慌てましたが、その日シフトに入ってなかった同僚の制服を
借りてなんとかセーフ!下がタイツだけじゃ江頭になってしまうところでした。気をつけようっと!
上の絵のタイトルは 『 パン屋さん 』
2012年07月22日
頑張って太るぞ~!

調子が悪かった胃がひとつき以上かかってやっと治った。随分痩せたお陰であばら骨は見えるし
顔も痩せてシワっぽくなるしだいぶ貧相になってしまった(>_<) なんとか効率良く太りたいと思い
カロリー高めのお菓子を買って食べてみる。妹がファミマには無印良品のお菓子があるよ~と
教えてくれたので、行ってみるとバームクーヘンが種類もあってひとつ480kcalもする。
よしっ!これだ(^○^) 今日はバナナ味にしたけど、レジ横にあったキャラメル塩味が美味しそう
だったので次回はそれにしようっと♪ よく女友達にいいなぁ、お肉あげたいと言われるけれど
痩せてる人は痩せてる人の悩みがあるもんです。女性は少しふっくらしてるのも健康的で
女らしくて可愛いと思うな。
今日の音楽はこれまたキース・ジャレットの名曲
アルバム 《 The Köln Concert 》 より 《 Memories of Tomorrow 》 です。
この前久しぶりに聴いたとき、不意をつかれた感じで涙がボロボロ出てきてしまいました。
そのくらい感動的なので是非お時間がある時にじっくり聴いてみて下さいね!(^o^)丿
上の絵のタイトルは 《 golden garden 》
2012年07月19日
ポール・モーリア 《 涙のトッカータ 》
何故かふいにポール・モーリアの 《 涙のトッカータ 》 のメロディーが浮かんできて
無性に聴きたくなった。今はyoutubeで何でも聴く事が出来るからとても便利。
それにしてもなぜ急に浮かんだんだろう?
ポール・モーリアはよく中学生の頃聴いたなぁ。懐かしい。
エーゲ海の真珠、オリーブの首飾り、恋は水色、などなど。この 《 涙のトッカータ 》 は
なんだかとても切なくてドラマチックで官能的な香りがしてとても好き。
2012年07月18日
解るということ

久しぶりにキース・ジャレットを聴いた。2~3枚アルバムは持っていたけれど、以前心が病んだ時
ほとんど手持ちのCDは処分してしまったので、今手元にあるのは図書館で借りたものばかり。
今日載せたのは キースのアルバム 《 Keith Jarrett Works 》 より 《 Country 》
キースは行きつけのカレー屋さんoakのマスターに教わって以来聴いているけれど、やっぱりすごい。
本物の音楽。何でもそうだけど、解るっていいね。ジャンキーな食べ物ばかり食べていると味音痴に
なるし、いいものを食べていれば味覚は肥えてくる。音楽だって映画だっていいものを沢山見たり
聴いたりしていれば、自然と目も耳も肥えてくる。
やたらうんちく垂れる人はつまらないけれど、いいものが解るっていい。人生おトクな感じ。
ずうっと前にある画家が言っていた。絵が解るってのはそこにリンゴが描いてあるのが解るとか
そういうことじゃない。感覚的なことなんだよね。言葉では説明しづらい。私は出来れば絵や音楽が
解る人と一緒になりたいなぁ。上の絵は私の大好きなパウル・クレーのもの。具象じゃないから何が
描いてあるの?って言われればう~ん、何かなぁ?ってことになるけど、そんな余分な事は考えずに
ただ素直な心で感じ取ればいいんだと思う。
2012年07月17日
可愛いポーチュラカ
近所を散歩するときに良く見かけるポーラチュカが欲しいと思ってました。
スーパーもちづきで買い物をしたとき、園芸コーナーを見ていたらありました!ポーラチュカ♪
たくさんの花の苗が並び、それぞれに小さな白いカードが刺してあって“53”とか“68”とか
書いてあるのですが、それが商品番号でこの数字を言えばいのかなぁ?と思っているとそれが
お値段なのでした。解りにくい…(^_^;) 他のお客さんもそれが値段とは思わなかったようで、
お店の人は¥マークを書き足すと言ってましたが、面白い感覚だなぁと思いました。
ポーラチュカは毎日新しく色鮮やかな花を咲かせてくれます。
下のは夕飯に作ったキャベツとレッドオニオンとパプリカのマリネ♪
色がとても綺麗でした(^_^)
2012年07月14日
映画告知 『 ル・アーヴルの靴みがき 』

皆さんに是非観てもらいたい映画の紹介です。フィンランドの監督アキ・カウリスマキの
最新作 『 ル・アーヴルの靴みがき 』 がシネ・ギャラリーで開催中です。
昔からカウリスマキ映画は大好きで、代表作 『 浮き雲 』 は傑作です。
彼の映画に出てくる登場人物は何だか冴えない情けない人たちが多くて、市井の人々の
哀しく可笑しいささやかな生活を描くのがとても上手い監督です。手法がとても面白くて
ハリウッド映画のような派手さや大袈裟な感情表現は全くなく、抑え目だけどとても
ユーモラスで思わずクスッと笑えるところがあります。お話のさわりを少しだけ。
かつてパリでボヘミアン生活を送っていたマルセル・マックス。今はノルマンディーの港町
ル・アーヴルで靴みがきを生業に、最愛の妻アルレッティと愛犬ライカと共に暮らしている。
ある日、港に漂着したコンテナに乗ったアフリカからの不法移民たちが警察に検挙されるが、
ただ1人逃げ出したコンゴの少年イドリッサと偶然出会ったマルセルは少年を匿う。
が、同じ頃、アルレッティが病に倒れ、余命を宣告されてしまう…。
今回カンヌ映画祭でも“最高のハッピーエンディング映画”として絶賛されたそうです。
フィンランドから届いた温もり溢れるヒューマンドラマで心を温めてください(^o^)丿
7/20(金)まで上映しています。シネギャラリーのH.P.はこちら。http://www.cine-gallery.jp/

2012年07月13日
外はどしゃ降り

ブログを更新していたら急に雨が激しく降り出した。雷も鳴ってるし相当風も強そうだ。
私は激しい雨や風の音を聞いているのが好き。動物的な本能がうずうずしてくるのを感じる。
まだ人間が雨風しのぐ屋根を持たず、毛むくじゃらで理性なんか持ってなかった頃の強い本能
みたいなものを感じる。ヒトになる以前の遠い遠い記憶…。ヒトはずいぶん頭でっかちになって
色んなものを作りすぎて野生を失ってしまったけど、野生的な人って魅力的だよね。
上の絵のタイトルは 『 月夜の木立 』
2012年07月13日
変な癖

私には変な癖があります。ふかしたサツマイモを食べるとき、必ずと言っていいほどしゃっくりが
出るのです。サツマイモを飲み込むとき、食道の辺りをグググッと塊が通るのが感じられていつも
苦しいです。そうするとすぐにしゃっくりが始まります。ちゃんと飲み物も一緒に摂っているのに
どうしてもそうなってしまうのです。食道が細いのかなぁ?私のいとこの女性はアボガドを食べると
耳が痒くなるそうです。^m^ ちょっと面白いですね♪ みなさんそういう体の変な癖ってありますか?
あったら教えて下さい(^o^)丿すっごく変な癖を教えてくれた方には記念品をプレゼントします♪
嘘です。(笑)
今日の音楽はザ・ドアーズ The Doors の Love Street です♪
ジム・モリスンと一緒に映っている女性は彼の生涯の恋人のパメラです。
映画 『 THE DOORS 』 ではパメラ役をメグ・ライアンが魅力的に演じていましたね。
上の絵のタイトルは 『 ミライの丘 』 です。
したべらのミライと未来をかけてあります(^_^)
2012年07月10日
お知らせ

今、静岡市美術館で 『 七夕の美術 』 展をやっています。江戸時代から現代までの七夕に
まつわる工芸品や日本画などの展覧会です。ちょっと渋めですが、日本特有の七夕伝説である
『 天稚彦物語絵巻 』 などの展示も興味深いです。静岡市美術館のH.P.はこちら。
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_120623.php
実は私、美術館の受付におりまして、派遣で週に3日位しかいませんけど、見かけたら
是非声を掛けてくださいね(^o^)丿今さら顔出しもなんですが、こんな顔してます。
ずっと胃腸が悪いせいで、人生で最軽量になってしまったのでちょっと貧相ですが…。
これは完全にすっぴんなので、受付にいる時は化粧もしてるしもう少しパキッとしてます(^_^)
ブログを見て下さってる方の中で、勝手に私をうつくしい人だと妄想してた方、ご期待に添えず
すみません。( いないかぁ…、そんな人。(^_^;) )
WANTED
2012年07月07日
ふと思いついた詩

どうしようもないときは
アルマジロのように
身をまるめよう
手も足もひっこめて
ただただ
じっとしていよう
ひんやりした夜風が
ちいさな甲羅の
ひとつひとつを
なでるのを感じる
また時がたって
あたたかい太陽が
甲羅をあたためてくれるのを
じっと待つとしよう
上の絵のタイトルは 『 孤独 』
この絵は物語性があって自分でもとても気に入ってます。
個展のとき、男友達が買ってくれたっけなー。
2012年07月06日
時々思い出すあのひと

2年前に韓国の人気スター、パク・ヨンハが自殺したとき、TVである特集を観た。日本の若い女性で
生まれつき全身を動かす事が出来ずベッドに縛り付けられたままのそのひとは、パク君の大ファンで
TVに映る彼をいつも応援していたらしい。パク君が来日したとき、その話しを聞きつけて彼は彼女の
いる病院まで内緒でお見舞いに来た。彼女は天にも上る気持ちで喜んでいるのが画面から伝わった。
彼の訃報を聞いたとき、彼女は大変打ちひしがれたに違いない。その時彼女の言った言葉が忘れられ
ない。『 私も毎日一生懸命生きているんだから、彼にも頑張って生きていて欲しかった。 』
そうなんだよね。彼女みたいな人こそ、毎日本当に一生懸命生きているんだよね。
上の絵は9.11テロがあった時、居ても立っても居られずに描いた絵です。N.Y.にはその時友人が
住んでいたし、自分が行ったこともあったので思い入れがあったのです。最初は暗く青黒い絵になって
しまったのですが、思い直してせめて亡くなった人たちの魂が安らかになりますようにと願いを込めて
暖かい色で描き直しました。
2012年07月06日
七夕
明日は七夕。今日はこれから雨になるそうですが、明日は晴れて欲しいですね。
うちは毎年七夕のお飾りを欠かした事がありませんが、最近ではあまり飾ってる家を見なくなりました。
近所の文房具屋さんに行っても、短冊や飾りを仕入れても売れ残ってしまうのでもう仕入れなくなった
そうです。寂しい事です。なので飾りは街中の大石文具店まで買いに行きます。
願い事は最近は健康のことばかり(^_^;) 子どもの頃は夢のある事を書いてたのになぁ…。
結局私も胃腸の調子がなかなか戻らず、もうひと月もおじやとうどんの日々…。いささか飽きました。
健康って本当に有り難い!!ただ健康でいる事がどんなに有り難いかつくづく身に沁みます。
さあ、今日もまた針治療に行くとするか!(^_^)
2012年07月04日
クレーの絵本より

今日は久しぶりに開いた詩画集から大好きな詩をひとつ載せました。
上の絵はその詩画集の表紙絵で、タイトルは 『 黄金の魚 』
小学校の頃から世界中で一番好きな画家、パウル・クレーの絵に詩人の谷川俊太郎が
詩をつけた 『 クレーの絵本 』 より抜粋。 タイトルは 『 在るもの 』
かつてそれは
花と呼ばれた
しおれるまでの
短い時を
だが今
いつか無からにじみ出て
そこによみがえるものは
何か
ひとつの
魂の
輪郭の
なんという
過酷な曖昧
死と紙一重で
2012年07月01日
『 あの川のほとりで 』 を読み終えて


『 ガープの世界 』 で有名なアメリカの作家、ジョン・アーヴィングの小説 『 あの川のほとりで 』
をひと月ほどかけて読み終えました。本当は一気に読破したかったのだけど、上下巻700ページ以上
の長編で、途中体調を崩した事もあり随分時間がかかってしまいました。
これから読む方のために詳しくは語れませんが、これはニューハンプシャーの山奥の集落に住む
ある父子親子のお話し。親子に起こった不幸な事故のため、頭のおかしい警官に50年余りも追われる
羽目になり、居場所、名前を変えながら二人は逃亡生活を続けます。
悪い足を引きずりながら、次々と不幸に見舞われながらも愛する息子ダニエルを守り抜くコックの
ドミニク、二人を遠くで見守り続ける荒々しい山男のきこり、ケッチャム。魅力的な女性との恋愛
を交えながらもこれは男の物語で、終始物語を貫く互いの強い愛と絆に心動かされます。
天から裸の女がパラシュートで舞い降りてきたり、次々に人が死んでしまうし、とんでもないストー
リー展開ではありますが、彼らの揺るぎない絆に感動させられてしまうお話しです。長編を読んで
いるとすっかり登場人物に感情移入してしまうので、最後の方では3度泣かされてしまいました。
長編を読み終わるとずっと一緒にいて馴染んだ人達とお別れするようで、寂しいものですね。
上の写真はジョン・アーヴィングのポートレイトです。彼はレスリングをやるマッチョな人で、料理も
得意との事。さて他の長編にも挑戦してみようかな?