2013年06月28日
ルドン展 明日から始まります!

待ちに待ったオディロン・ルドン展が明日より静岡市美術館で始まります。
ルドン展は今年度の企画展の中で、個人的にいち押しの展覧会です。
ルドンはフランス象徴主義の画家で、内面を見つめ夢の世界を描きました。
当時は印象派の芸術運動が真っ盛りで、この印象派というのは、戸外に
絵のモチーフを求め、刻々と変わる光を捕えることに夢中になりました。
19世紀半ばにチューブ入り絵の具が開発されたこともあり、画家たちは
絵の具を個々に作るという作業から開放され、容易に戸外に出かけ絵を描く
事が出来るようになりました。それまでは肖像画が産業として確立していたの
ですが、写真が出現してから肖像画の需要が少なくなり、画家が仕事にあぶれる
という事態にもなりつつありました。『 睡蓮 』 のシリーズで有名なモネも
印象派の画家です。フランスから始まった印象派の芸術運動がヨーロッパ、アメリカ、
日本にも波及し大きなムーヴメントになる中、ルドンは敢えて自分の内面を見つめ
独自の世界を確立しました。その独創的で現実離れした世界は、次世代の画家や
文学者、批評家たちからも注目を集めました。実質デビューの39歳の時に発表した
石版画集は黒一色でしたが、その10年後には一転して輝くような色彩の世界を描き
始めます。不遇な幼少期を経験した遅咲きの天才画家の世界をお楽しみ下さい。


静岡市美術館の情報はこちら → http://www.shizubi.jp/
2013年06月25日
今日はガウディの誕生日

今日はアントニオ・ガウディの誕生日なのですね!グーグル画面で知りました(^_^)
↓ ↓ ↓

スペインには若い頃2度行って、ガウディの建築物も存分堪能しましたが、あの時の
興奮と感動も記憶の彼方に薄れつつあります。ガウディは建築について 『 自然から学べ 』
と言っていました。実際に彼の建築を見れば解るのですが、有機的な造形は自然界のあらゆる
ものをお手本にしている事が見て取れます。寄付金をベースにしていたサグラダ・ファミリア
の建設は、完成までに当初3百年かかると言われ、未完の建築と呼ばれていました。
が!ちょっと調べたら2026年の完成が明言されているようです。およそ半分の月日に短縮された
事になります。ガウディもあの世で おおー、意外と早く進んだな(^_^) と思っていることでしょう。
ネットから拝借したガウディの素晴らしい建造物の数々です。

すぐ下のはサグラダ・ファミリアの内部。人体の内部みたい!骨がうつくしい…!



この椅子もやっぱり人体の一部みたいなんだなぁ。



2013年06月24日
朝の訪問者
半月くらい前かなぁ、朝ベランダを開けると、鉢植えの横に紐のようなものが…。
よお~く見るとなんと小さなヘビでした(^_^) 私の視線に気付いたのかヘビは身を翻して
柿の木の方へ避難し始めました。慌ててデジカメを取ってきてパシャパシャと連射。
『 大丈夫、何にもしないよ~。 』 と声掛けしながら至近距離まで接近。
ベランダの縁をするする這うヘビは全長40cmくらい、太さは1cmくらいかな?
近くで見ると、結構可愛い顔してるのね♪ 私はヘビ年なので何だか親しみが湧いてしまうのです。
ところでヘビさん、あなたは何年?山羊座生まれのヘビってのも面白いし、乙女座生まれの
ロマンティックなヘビってのもいいかも知れない。
脱皮するときはこのベランダでやって、出来れば皮を置き土産にしていってね~♪
苦手な方、ビックリしたでしょ? ごめんなさいね~(^_^;)
2013年06月21日
紫陽花だより その2
梅雨のあめ降りしきる中、紫陽花があちこちで鮮やかに花を咲かせている。毎年楽しませて
もらってるけど、紫陽花ってこんなに綺麗だっけ?改めてつくづくその美しさを感じている。
本当に色んな種類があるけれど、私は特にガクアジサイが好きで、近所に咲いてる
このグラデーションのガクアジサイの美しさにはため息が出ちゃう。
雨の日って確かに動きづらいけど、雨もそんなに悪くない。
不思議なもので、やっぱり紫陽花は雨の日に映えるんだなぁ。
2013年06月19日
らせん階段の下の緑

今日は両親の病院の付き添いで朝から日赤へ。昼ごろ終わって帰ろうとしたら、駐車場の
出口の扉が故障で開かなくて一台ずつバックで出庫という事態になっていた。結局一時間近く
待つことになり、中にはかなりうんざりした様子の人も…。ぼんやり待っていると目の前の
錆びたらせん階段の下に生えている一本の青々した緑の葉っぱが目に留まった。
時折吹く風に揺られているこの葉は普段気付かれることもないのかなぁ、と思ったり。
いつもの駐車場係りのおじさんはとても大きな声で、本日は誠に申し訳ありませんでした!と
ひとりひとり声掛けをして相変わらず気持ちの良い仕事っぷりでした。おじさん、またね~♪
今日はこの曲がとっても聴きたくなった。何度も載せてしつこいって?!
落ち着くんだな、この曲。
2013年06月19日
2013年06月17日
映画 華麗なるギャツビー

話題の映画 『 華麗なるギャツビー 』 を観てきた。デカプリオをスクリーンで見るのは
久しぶりだ。彼は38歳になるとの事で、歳相応の落ち着きでそれなりにおじさんになっていた。
彼の大ファンという訳ではないけれど、デカプリオはいい俳優だと思う。ジョニー・デップ主演の
『 ギルバートグレイプ 』 で見せたデカプリオの演技は絶賛に値するので観て下さい(^_^)
原作の great gatsby (フィツジェラルド著)を数年前に村上春樹訳で読んだ。実は原作の
great gatsby は、村上春樹がとても大切に思っている小説だそうで、翻訳したい気持ちを10年
以上温めて訳したとの事だったので、それでは読んでみようという気持ちになった。訳者の想いも
込められていただろうし、とても強く印象に残る小説だった。邦訳で 『 華麗なるギャツビー 』 と
いうのもあるけれど、原作を読む限りではやはり原題どおり 『 偉大な・・・』 と訳した方が
ぴったりくる。何度か目にした『 華麗なるギャツビー 』という言葉の印象から、私はてっきり
ハードボイルド系の華やかな男の話しかと思っていたが、そういう類の話ではなかった。
映画の方は俳優陣は良かったのだけど、CGを駆使しすぎで、舞う雪や波はせめて本物を使って
欲しかったし、視覚的効果を狙ったのか、極端にスピード感を出す演出などは本筋からちょっと
外れた感じで正直いただけなかった。映画では華やかなパーティーシーンが売りらしかったけれど、
その辺はもう少し割愛しても良かったかな?と思った。当たり前だけど、原作は映画の10倍は
面白いので映画を堪能したあとは是非、原作を読む事をお勧めします。タイトルどおり、ギャツビー
は本当に偉大なのです。自分の人生の全てをたったひとつの愛に捧げたのですから。
2013年06月13日
収穫
昨日の朝、ベランダのプランターに植えておいた枝豆を収穫した(^_^) と、言っても
6ヶなんだけど…。有機肥料を与えた枝豆はすくすくと育って大きくなったらきっと
ジャックが登っていくんだろうな♪ お水と肥料さえあげればちゃんと大きくなるんだから
すごいね。本当はベランダ栽培じゃなくて小さな畑が欲しいんだけどね。すぐ下の写真が
収穫前。その次のが茶豆という品種で、普通のより葉が大きく濃い緑になった。こちらは
まだ豆が小さいので収穫はもう少し先になりそうだ。一番下のはバジル。もっと沢山葉を
付けたら今年もジェノバソースを作るのだ(^o^)丿初収穫の枝豆はとても美味しかった♪
2013年06月11日
夢
今朝、悪夢を見ていたら目覚ましの音で起こされた。最近の新聞で読んだ秋葉原の殺傷事件の
被害者のタクシードライバーの記事や、アメリカの通り魔による殺人事件の記事の影響みたいだ。
夢の中では舞台は病院だったけれど、結構生々しかった。アラームで起こされて良かった~(^_^;)
私はそういった記事に影響されやすいみたいで、嫌なニュースはなるべく事細かに読まないように
している。時々、何かの折につけ、とんでもない事故や事件で命を落とした人の事を思い出して
考え込んでしまう。みんな普通に生活していたのに…。毎日何事もなく日々を送れるっていうだけで
実はすごくラッキーなことなのよね。その話しを妹にしたら、妹も夕べは悪夢を見て自分の叫び声で
起きたんだと。悪夢が伝染した?まさかねぇ~(^_^;)
写真は数年前に見た黄色い空に架かる不思議な虹。
2013年06月11日
読書

最近また夜に読書を始めた。巷では村上春樹が大ブームだけど、彼ってすごいね。世界中で
あれだけの人たちに読まれてるって本当にすごい事だと思う。っていう私は読んでないのだけど
いずれ時が来たら読んでみようと思う。今、読んでいるのは、その村上春樹 翻訳ライブラリー
(中央公論新社)のレイモンド・カーヴァーの短編シリーズ。以前にも何冊か読んだのだけど、
最近またふっと思い出して急に読みたくなった。カーヴァーは労働者階級の出で、アルコール
依存症で苦しんだ経験もあり、その経験がしばしば作中にも出てくる。私は評論家ではないので
カーヴァーの魅力を言葉に出来ないけれど、読書家の友人がカーヴァーはごつくて繊細でやっかい
な作家だよね、と言ってた。へー、そうなんだ…。もちろんそれは褒め言葉なんだけどね。
カーヴァーはすごく面白いです、間違いなく(^_^) 彼は50歳で亡くなり、作品数はそんなに多く
ないので、いつか全部読み終えてしまうのがとても勿体ない気がする。美味しいお菓子の詰め合わせ
を少しづつ食べていって、しまいには空になってしまうんだなぁ、って感じかな。
カーヴァーの短編を読みながら聴いているのが Brian Eno の Music For Airports
とても静かなうつくしい曲です。
2013年06月07日
お花のある暮らし
いつもお野菜を買う藁科産直市では、地元の農家さんがお花も出している。
上のは先日買った小ぶりのなでしこで、この倍量でなんと100円!!
なんでこんなに安いの?と持ってきた奥さんに聞くと、たくさんあるからだって(^_^)
今日は変わったお花が入荷していた。下のを両方合わせたのと、オレンジの立派な
百合もついて全部で150円!ホント、助かります。この白いけむくじゃらの
花の名はレジのおばちゃんも分からなくて、誰か知ってる人いたら教えて下さい!
細い枝にもじゃもじゃと煙のように咲いています。花のある生活っていいなぁ~♪
さて今日の音楽はたまたまカーラジオでかかっていた曲。
女性ヴォーカリストのイマ二ーが歌う you will never know
2013年06月06日
紫陽花便り
先日、両親を連れて清閑町の戸隠しそばに磯おろしを食べに行ったあと、城北公園の
紫陽花を見に行った。10年振り位に食べた天磯おろしは本当に美味しくて、母も大喜び
だった。公園の紫陽花はまだ満開ではなかったけれど、色とりどりのくすだまをたくさん
付けていた。どんよりしたお天気が多いこの季節、紫陽花は他の季節の花より一層鮮やかに
際立って見えるような気がする。
2013年06月04日
今日の夕ご飯
近所の友達から頂いた赤い大根?(赤カブかも…)を使って根菜の煮物を作った。
あんまり綺麗だったので少し塩もみにした。煮大豆とコーンと茹で卵をサラダにして
あとは麹漬けのサバを焼いて、お味噌汁を作って出来上がり♪
なんだかとっても色鮮やかな食卓になった。見た目って大事ね(^_^)
2013年06月03日
ブルーラグーンハット
久々にウィンドウショッピングをした。街中で働いてる割にはほとんどウィンドウショッピングを
していなかった。モノは今あるもので十分、私も随分ストイックになったものだなぁ~と思っていたら
とんでもない。いざ素敵なお洋服やらアクセサリーやらを目にした途端、購買欲はふつふつと湧いて
きて欲しいものリストは限りなく…。こんなんじゃ、悟りの境地にはほど遠いなぁ。私はほとんど外食を
しないのだけど、ここのところ2週にわたって友達を誘ってランチをした。どちらの店も感じ良く美味しく
戴いた。普段自分で作っているから、人が出してくれる料理に舌鼓を打つのはとてもいい気分。(^_^)
たまにはこういうちょっとした贅沢もいいもんだな。友達に、最近物欲が頭をもたげて来ちゃってねぇ、
と話したら 『 物欲がなくなったらおしまいじゃないの? 』 と言われ、確かにそうかも…と思った。
物欲に限らず、欲っていうのは生きるエネルギーそのものだもんね。目新しいもの、素敵なものは
街中にいくらでも溢れていて、たくさんのモノ達の放つエネルギーには興奮させられる。
その中でも本当にこれはっ!と思うモノに出会ってしまうと、ついつい買ってしまうんだなぁ。
このお帽子は何度も足を運んでついに決心して買ってしまった。この青いお帽子も、どこかの誰かさん
の想いがカタチになったんだよね。夏はブルー系の洋服が多いし、これからの季節重宝しそうだな。
名付けて ブルーラグーンハット。 大切に使おうっと♪


ブルーラグーンの画像はネットから拝借しました。
2013年06月01日
映画 『 ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの 』

昨日は静岡シネギャラリーで映画を観たあと、お友達とランチしてお腹一杯の素敵な一日でした。
映画 『 ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの 』 は郵便局員のハーブと図書館司書の
ドロシー夫妻がつつましいお給料で長年買い集めたアート作品を、全米50州の美術館に50作品ずつ
計2500点を寄贈したドキュメンタリーです。ふたりが本当にアートを愛している事がよく伝わってきて
美術館に作品を送り出したとき、長年育てた子供達を大学に送り出した気分だわ。と語っていました。
作品は手頃で彼らの小さなアパートに納まる小さなサイズのものばかりで、壁や天井にぎっしり飾られ
ベッドの下にもぎゅうぎゅうに押し込まれていました。ふたりが作品と作家を愛し、作家との親密な
交流もとても素敵でした。ほのぼのと心温まる映画です。静岡シネギャラリーで6/7迄上映中。
映画情報はこちら http://www.cine-gallery.jp/
