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2009年09月11日

9.11.忘れがたい日





あの悲しい日からもう8年が経つんですね。もっと最近の出来事のように感じられます。
ニューヨークには一度訪れたことがあり、あの当時友人も住んでいたので間近で起こったことのように感じられて本当にショックでした。テロからしばらくは神経が高ぶって怒りや悲しみがごちゃまぜになり気持ちが不安定だったことを覚えています。
なぜあんな恐ろしいことが起きたのか解らなくて色んな新聞や雑誌のコラムなどを読むうちに、アメリカの自国の利益しか顧みない外交やパレスチナに対して残虐行為を繰り返しているイスラエルの後ろ盾になっていたり中東の多くの人々から反感を買っている事などがおぼろげに解ってきました。ブッシュが1ヶ月後、国民の不安を煽り無茶苦茶な論理でアフガンを攻撃した時は更なるショックを受けました。世界では私達の知らないところでこんなにも恐ろしいことになっっていたと思うと愕然としました。

翌年の11月に友人を訪ねがてら思い切ってニューヨークに行きましたがテロの跡地に行くのには勇気が要りました。そこはすっかり更地になっていて普通の工事現場のようでしたが見ているうちに涙が溢れて止まりませんでした。
毎年この日にはあの映像が映し出されますが遺族の方々の気持ちを考えるといたたまれなくなります。
この絵は事件後気持ちが収まらず描いたもので、初めは黒と青のとても暗い調子だったのですがせめて死後は魂が安らかになって欲しいと祈りを込めて敢えて暖色で描き直しました。
本当に心から亡くなった方々の魂が安らかである事を祈って止みません。  


Posted by ケイチャン at 08:51
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