2024年01月18日
映画 PERFECT DAYS
先日、ずっと見たかった映画を観てきた。監督のヴィム・ヴェンダースは
私が20代の頃から大好きな監督で、作品はほぼ観ている。
『 ベルリン天使の詩 』 『 パリ テキサス 』 の監督と言ったら
分かる人もいるかしらん?とても詩的な映画を撮る人で、派手さはないけれど
胸に染みる作品ばかり。今回は役所広司の出演している映画を見てオファーが
あったそうだ。ヴェンダースは小津安二郎の大ファンとしても有名で、日本が
大好きで日本の文化や風習などにも精通している。
カンヌ映画祭にこの映画が招致されて、役所広司が主演男優賞に輝いた事も
話題となった。
ストーリーは渋谷区の公衆トイレの清掃員として働く平山という男の日常を
描いたもので、暗いうちに家を出て仕事を終えると銭湯で汗を流し、行きつけの
店で1杯引っかけながら腹を満たし、いつも顔を合わせる人たちを温かいまなざしで
見つめ、寝る前に文庫本を読む事を楽しみにしているささやかな毎日が描かれる。
そんな日常にちょとした出来事がいくつか起こる。
見終わった後、とてもすがすがしい気持ちになれる作品で、平山の生き方が
羨ましく感じられる感覚にもなる。平山のセリフがとても少なく、表情だけで
感情を表すシーンがとても多い。これは決して派手な映画ではないけれど
本当に素晴らしい日本映画です。
いつかレンタルで借りてご覧になって下さい。一生心に残る事、間違いないです。