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2009年07月10日

映画チェ・ゲバラを観て

映画チェ・ゲバラを観て

映画チェ・ゲバラを観て

映画チェ・ゲバラを観て

今年はキューバ革命50周年という事で、スティーヴン・ソダーバーグ監督による
2部作の映画《チェ 28歳の革命》と《チェ 39歳別れの手紙》を観ました。
あまりにも有名な彼ですがキューバ革命についてもほとんど知らなかった私は
勉強のつもりで映画館に足を運びました。

20世紀半頃、ラテンアメリカでは圧制により文盲の農民達が搾取され苦しめられていたようで
それを目の当たりにした若きアルゼンチン人の青年医師エルネスト・ゲバラは、独裁政権に苦しむ
故国キューバを救おうと決起した若き活動家フィデル・カストロと運命の出逢いを果たします。
総勢82人の革命軍に対して政府軍は2万人。山中でゲリラ戦を繰り広げますが農民達に誠実で
彼らを味方につけた革命軍は2年余りの戦いの末、とうとう独裁政権を倒します。

映画の中で描かれていたチェは人間愛に基づく高い志と自身にも他人にも厳しい姿勢、
仲間への忠誠心、死を恐れぬ心など、やはりただならぬカリスマ性を持った人物でした。
彼が《チェ》と呼ばれる所以は彼が仲間に対して親しみを込めて『ねえ、君』といった意味のアルゼンチン語《チェ》をよく用いていたからなのだそうです。革命のリーダー、カストロは『子供達にどんな人間になってほしいかと言われれば、私はゲバラのような人間にと答える。』と言ったそうです。

キューバは社会主義の国なので職業選択の自由など無いかもしれませんが、誰かが路頭に迷うこともなく教育と医療費はタダ、医者の数は日本では500人に対して1人のところがキューバでは150人に対して1人なんだそうです。農業は有機農法で野菜は殆どが自給されているそうです。
今、深刻な雇用問題を抱え年間3万人もの自殺者を出し、食料は輸入に頼っている日本と比べるとどちらが健全なのか解らなくなります。
ドキュメンタリー番組で見たキューバの人々はみないい顔をしていました。

作品は2000年個展より 《 月夜の小道 》 です。



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Posted by ケイチャン at 14:40
Comments(3)映画
この記事へのコメント
初コメントです!
チェ ゲバラ 私も見ました。
まさに 理想の男性!
だけど今の 日本には 残念ながら こんな男性 いないのでは…!?
キューバは 貧しいかもしれないけど、音楽も素敵だし、 情熱的なところも 日本人より、よっぽど 人間的 ですね!
Posted by ユウ at 2009年07月14日 12:20
ユウさん
本当ですね。今はどこを探してもこんな人
見つからないでしょうね。
世の中を変えるために自分を犠牲にできる人って
すごいですね。
Posted by ケイチャン at 2009年07月14日 14:43
おはよ〜(^^)
ゲバラはいいよねー。
「○○主義」とか、そういうのに関係なく
人間的に好き。
ゲリラが出てくる映画を見ると、どういうわけか全部
チェに重なって見えてしまう。
いつかキューバや南米の国々にも行ってみたいです♪
Posted by nao at 2009年07月16日 07:47
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