2012年08月01日
アンドロギュノス

世の中色んな愛がありますが、哲学の系譜で定義されてきた愛の種類はというと3種類あって
家族を思う無償の愛《 アガペー 》これはキリストのいう愛で自分より相手のことを思う愛。
同胞(友人)を思う愛《 フィリア 》これは自分と同じように相手を思う愛。
そして恋愛と呼ばれる愛《 エロース 》これは理想を追い求める行為なので相手よりも
自分を思う愛。なるほどこれは真実だと思います。親は子に対して見返りを求めない。
つまり与える愛ですね。友人への愛は同等。これが恋愛となるとそうは行かない。
与えるというより求めるわけですね。純粋な恋愛というものは切なく苦しいものだと思います。
だって好きな人が他の異性と仲良くしていたら嫉妬するわけだし、自分だけを見て!と思うわけです。
アンドロギュノスの寓話というのがあって、アンドロギュノスという顔がふたつ、手が4本、
足が4本ある怪物がいました。その怪物は万能で悪さばかりしていたので、とうとう神の怒りを
買って、真っ二つに引き裂かれてしまいました。そして顔がひとつ、手足が2本づつの人間が
ふたり出来上がりました。その人間にはへそがあるのですが、これは引き裂かれたときの切断面を
内側に寄せた跡だそうです。ふたりは元のひとつの身体に戻りたくてお互いを求め合うようになります。
これが男女の愛の始まりです。無理を承知で欠けた部分を追い求めるわけです。
私はアンドロギュノスの片割れに会えるかなぁ…?
下のはカボチャのポタージュ。茹でてから茹で汁ごとミキサーにかけてコンソメで味付けします。
生クリームを少したらすとマイルドになって美味しい♪ (^_^) 夏は冷やして食べてもいいですね。