2015年01月13日
映画 英国王のスピーチ
ずっと前から観たかった 『英国王のスピーチ』 を借りて観ました。余韻が冷めやらないうちに
書いておきます。実話に基づくお話で、英国王ジョージ5世の次男のヨーク公は幼少の頃から
抑圧されたトラウマで成人してからも吃音に苦しみ、人前でまともにスピーチすることも
出来ないでいました。どの医者にかかっても無駄骨。そんな折、ある初老の言語矯正士と出会います。
彼は王族を前にして対等な立場を貫き、彼の閉ざされた心の闇を何とか開放しようとします。
始めは頑として反発し、抵抗するヨーク公でしたが、彼の真摯な態度に次第に心を開き始めます。
しかし、彼が遠慮なくヨーク公の心に入ってくるので、彼はまた心を閉ざし絶縁してしまいます。
時はヒトラーが台頭してきてポーランドに侵攻し、イギリスとの戦争が避けられない事態に陥りつつ
あったとき、国民に尊敬されていた父のジョージ5世がが世を去ります。その後即位したヨーク公の
兄が民間のバツ2女性にうつつを抜かし、その結婚を許さなかった議会が、吃音の弟を王にしたものの
王は相変わらず人前でどもって話せないのでした。戦争に突入する目前でもともと忍耐力と勇気の
ある彼は、思い直して診療所のドアをノックします。クライマックスの、戦争を目前にして不安を抱える
全ての国民に向けて演説をするヨーク公のスピーチには涙が止まりませんでした。彼をずっと愛し、
支え続けてきた妃殿下の愛情も感動ものです。長い間吃音に苛まれて不安で不安でしょうがなかった
ヨーク公のラストの表情が印象的です。後半のシーンの、戦争下に置かれようとしている国民達の
諦めと不安と、それでも団結して立ち向かっていくしかない決意がよく伝わってきて切なくなりました。
戦争は絶対にしてはいけないものだとひしひしと感じました。これはトラウマに立ち向かっていくひとり
の男の勇気と人との垣根を越えた信頼を描いたドラマです。一見の価値ありです!
上の写真は、昨日園芸店で見つけたマスカット色の愛らしい花、その名も 『マスカットジュレ』
緑がかった白い花が大好きなので一目惚れして購入。新しいお友達です(^_^)