2021年09月30日
静岡市美術館でグランマ・モーゼス展 開催中!




アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスは、人生の大半を農家の主婦として
家庭を切り盛りしてきましたが、70代になりリウマチの悪化で得意の刺繍絵が
上手くいかなくなり、絵筆を手に作品を描き始めます。アメリカ北東部の自然や
農村の暮らしを素朴な筆致で描いた作品は、地元のドラッグストアに飾られ、
偶然、村を訪れたコレクターの目にとまり、その後ニューヨークの画廊で、
初個展が開催されると、一躍人気画家となります。モーゼスが80歳の時のこと。
グランマ・モーゼス(モーゼスおばあちゃん)との愛称により国内外で作品が
展示され、大統領から表彰を受けるなど著名になってからも、堅実な暮らしを
守り、101歳で亡くなる年まで1,600点以上の作品を描き続けました。
彼女は農村の日々の暮らしを楽しく丁寧に描いていて、見ていてとても幸せな
気持ちになります。自給自足のこんな暮らしが理想的だな~と羨ましくなります。
皆さん、お誘いあわせの上、見に来てくださいね!(*^-^*)
https://shizubi.jp/
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