2020年01月25日
映画 シュヴァルの理想宮
19世紀のフランス南東部の山村オートリーブで郵便配達夫として
一日32キロも歩いて郵便物を配達するジョゼフ・フェルディナン・シュバル
これは実在したひとりの郵便配達夫の奇跡の物語です。彼が仕事をしながら
33年の歳月をかけて作り上げた理想宮は若い頃から知っていましたが
その人生については知りませんでした。建築の知識を全く持ち合わせていない
彼が、たったひとりで築き上げたこの石の宮殿は、のちにフランス政府指定の
重要建造物となります。映画では今も現存するこの理想宮で撮影が行われました。
ほのぼのした映画かなぁ~と思って見に行ったら、幾多の試練を乗り越えて
夢を実現させた、言ってみれば神に選ばれた男の物語でした。
役者がとてもよくて、涙もろい私はボロ泣きでした。(T_T)
でも後味はとてもいい映画です。シネギャラリーで31日まで開催中なので
お時間ある方は是非! → http://www.cine-gallery.jp/