2009年09月03日
南仏の旅 第5話


おふざけおちょこを探すべくアヴィニョンから更に南に下り、海沿いの港町マルセイユに辿り着きました。
まずはデパートの食器売り場や雑貨売り場から手を付けたのですが一向に見つからず、小さな商店を回ってもどこにもない。
そもそもあんなふざけた物が何屋さんに置いてあるのか見当もつかず…。
マルセイユにはちょっと怪しげな界隈があるから気をつけたほうがいいと聞いていたけれど、ちょっとHなものだけにそういうところに売ってるのかなあ…。しかし何か危険な目に遭ってもなあ…。などと困り果てていると、突然7~8才の男の子が現れいきなりお金をせびってきました。
『日本人を甘く見るなよ。タダでは金はあげられないぜ。』という事で思いついたのが、この小僧を使っておちょこ探しをしようという事でした。
フランス語はまるっきし駄目なので紙にとっくりとおちょこの絵を描いて、身振り手振りで酒を注ぐと女の人が裸になるとか一生懸命説明するのですが、解ったんだか解んないんだか…。
小僧は『わかった!俺について来な。』とでも言うように私を引っ張っていった先が酒屋さん。
う~ん、酒が飲みたい訳じゃないんだなあ。(^_^;)次々と色んな店に連れて行ってくれるのだけど、全部見当はずれ。しまいにはアイスキャンディーがいっぱい詰まったアイスボックスの前へ…。
わかったわかった、食べたいのねぇ。好きなの選びな~(^_^;)ってな感じで全く役立たず。
まだあんたも小さいし7~8年の人生の中じゃあのおちょこを目にした事もないかもね。
私も諦めて、さんざん連れまわした事だしマクドナルドで『いいよ、小僧。好きなだけお食べ。』と、
たっぷりご馳走して小僧とサヨナラしました。
おちょこの事は諦め、ホテルに帰ろうとぶらぶら歩きながらホテルのすぐ近くの小汚い商店のウインドウにふと目をやると、
『 あ! あった!! 』
ショーケースに雑多に並べられた土産物の中に幻のおちょこは燦然と光り輝いていたのでありました。
灯台下暗しですね。
珍道中、南仏の旅は今日で完結です。普段コメントされない方もよろしかったらコメント欄に感想お寄せ下さいね!
作品は2001年個展より《 マッシュルームガーデン 》です。
その下はフランスの官製切手と切符とテレフォンカード、洒落てますよね。
一番下のは近所に咲いてるおしろい花です。
この記事へのコメント
小僧くんとの珍道中、ステキ♪ ショートフィルムになりそう。(^~^)
私もパリで地下鉄に乗ったけど、カルネこんなだっけ? 全部
デザインが70年代チック♪
私もパリで地下鉄に乗ったけど、カルネこんなだっけ? 全部
デザインが70年代チック♪
Posted by いつ at 2009年09月16日 23:21
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