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2011年11月09日

地下道で出会ったヴィオラ・ダ・ガンバ弾き




昨日の仕事帰り、駅の地下道で買い物をして歩いていたら、チェロに似た楽器を弾いている青年がいました。ヨーロッパの街角では珍しくないのですが、静岡で珍しいなぁ、と思い足を止めました。実は私は楽器の中ではストリングス(弦楽器)の音色が一番好きで、聴いていたら本当に美しい音色に思わず泣きそうになりました。急に泣いたら変な人だと思われそうなので、グッとこらえましたが…。

彼はカナダ人だそうで、私が「 これはチェロに似てますね。 」と言ったら、「 これは、ヴィオラ・ダ・ガンバです。 」と教えてくれました。名前は知ってましたが、こんなに近くで見るのは初めてで感激してしまいました♪ ヴィオラ・ダ・ガンバはチェロよりひと回り小さな楽器で、音量もバイオリンやチェロに比べると小さいそうです。16世紀~18世紀にヨーロッパで用いられ、リコーダーやリュート、チェンバロと共に室内楽や教会で演奏されていましたが、市民社会が成熟して音楽演奏が大規模な会場に移ると、音量の小さいこれらの楽器は次第に廃れていったようです。

私はもともと古楽器の演奏が好きで、あの素朴な音を聴いていると、心が洗われて体が透明になっていくような感じがします。

カナダ人の彼は今度教会でコンサートをやるんだ、と言ってちらしを渡してくれました。
中田にある教会で、無料で聴けるそうなので、都合がついたら行ってみようと思います。

Norca Sorca という古楽器アンサンブルのグループでH.P.はこちらです。
http://www1.odn.ne.jp/~caf68960/NorcaSorca_TOP.html











下に古楽器の演奏を一曲貼りました。演奏している彼ら、まるで魔法の国の住人みたいです。





上の絵は abc のシリーズの e の elephant です(^^)

  


Posted by ケイチャン at 11:29
Comments(9)音楽